« 変わった名前の選手 | トップページ | ロサンゼルス・ダービー »

「永遠の僕たち」

ガス・ヴァン・サントの映画は自分にとって退屈なものが多く最近は、彼の名前を見ただけでパスするんですが、先々週の「宇宙人ポール」の予告編が何か自分が思っていたのと違う感じなので気になって今日見に行ってきました。彼の映画は体調万全でないと寝てしまう気がしたので、前日は睡眠時間をよくとっていってきました。
余命数ヶ月の少女との恋愛というありがちなストーリーなのですが、リアルに描いてお涙頂戴という映画ではなく、ゴーストも出てくるファンタジーで、臨死体験という点では、先日みた「ヒアアフター」と共通する部分があり、この世とあの世のつながりがテーマということでは昨年末にみた「ラビットホール」とも似た雰囲気があります。メジャーな監督が低予算で自分の好きな題材を型の力を抜いて作った感じが出ていて、アメリカの田舎を舞台にレイドバックしたやさしい音楽が流れ、特に前半における2人のアメリカ映画的な気の利いた台詞のやり取りがいいのが、これまでの彼の映画と違ってストーリーに入って行けた理由かもしれません。あと風景のカットの入れ方や、感情移入をさせることを抑えた演出などに最近の日本映画的なものを感じました。加瀬亮を使ったのも日本的なものを意識したところもあるのかもしれません。
主役を演じた知らない役者Henry Hopperに見せられましたが、エンドロールの「デニス・ホッパーに捧げる」のクレジットをみて、ようやく気がつきました。確かに似てますね。デニス・ホッパーファンとしては感無量でした。


|

« 変わった名前の選手 | トップページ | ロサンゼルス・ダービー »

映画・テレビ」カテゴリの記事